ご家庭でもできるハウスクリーニング方法の第9回目です。
前回まではお風呂、レンジフード、エアコン、キッチンのコンロ、魚焼きグリルの効果的なクリーニング方法についてご紹介しましたが、今回はキッチンのシンクです。
シンクは毎日何度も使うので、どうしても汚れてしまいますよね。
たまに掃除をしようと思っても、いざやってみると、汚れが落ちない。
なんでなの???
と不思議に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
理由は3種類の汚れがあるため、それぞれの汚れに適した洗剤、道具を使わないと、汚れが落ちないためなんです。
お風呂に似ていますね。
ではキッチンの3回目となります、シンクの効果的なクリーニング方法について、ご紹介します。
シンクの汚れの種類とは?
①油、石鹸カス汚れ
②水アカ汚れ
③カビ汚れ
シンクの汚れが発生する場所
① 油、石鹸カス汚れ
シンク全体
② 水アカ汚れ
シンク全体
③ カビ、ぬめぬめ汚れ
排水口
シンクの汚れに必要な洗剤、道具
① アルカリ性洗剤 ⇒ 油汚れ、石鹸カスに使用
② 酸性洗剤 ⇒ 水アカ汚れに使用
③ カビ取りスプレー ⇒ カビ、ぬめぬめ汚れに使用
④ クレンザー ⇒ 仕上げ用
⑤ スポンジ、ブラシ
⑥ ゴム手袋
シンクの “油汚れ、石鹸カス”を効果的にとる方法
① アルカリ性洗剤を、水で5倍程度に希釈した洗剤をつくり、スポンジにつけて、シンク全体をこすり洗いする。
② 水で洗剤が残らないように洗い流す。
これで残っているのは水アカ汚れの可能性が高いです。
水アカ汚れとは、水が乾く時に、水の中のカルシウム成分が残ったもので、毎日少しずつこびりつき、長い時間をかけて、頑固で白い汚れに成長したものです。
シンクの “水アカ汚れ”を効果的にとる方法
①酸性洗剤をシンク全体に塗布する(蛇口の根元にもこびりついています)。
②5分間放置した後、スポンジでこすり洗いする。
③スポンジで取れない水アカは、プラケレン(無ければ不要なクレジットカード)で削り落とす。
④水で洗剤が残らないように洗い流す。
※酸性洗剤は金属を黒く変色させてしまいます。
酸性洗剤が金属に付着してから、約20分間で変色しますので、必ず15分間以内での、洗浄とすすぎ洗いをしてください。
シンクの “カビ、ぬめぬめ汚れ”を効果的にとる方法
①排水口の樹脂部品をシンクに置き、部品と排水口全体に、カビ取りスプレーを噴霧する。
②15~30分間程度放置する。
③スポンジ、ブラシでこすり洗いする。
④洗剤が残らないように、水ですすぎ洗いする。
シンクの仕上げ洗浄方法
①クリームクレンザーをシンク全体に塗布する。
②柔らかいスポンジでこすり洗いする(何度も同じ箇所を丁寧にこすることで、キレイに仕上がります)。
③洗剤が残らないように、水ですすぎ洗いする(クレンザーは残りやすいので、スポンジを使いながら、すすぎ洗いするとよいでしょう)。
※油汚れ、水アカ汚れの程度が軽い程度の場合、クレンザーのみでもキレイにすることができます。
シンクの汚れを取るときの注意点
① 換気をよくする。
② 他の洗剤と絶対に混ぜないこと!
③ ゴム手袋の着用
④ 酸性洗剤を使用するときの、金属の変色。
シンクの汚れ対策
汚れにあわせた洗浄をしてやると、蛇口までピカピカになっているのに、驚かれたのではないでしょうか?
しかし毎日使用するものですので、どうしてもまた汚れてしまいます。
毎日はしんどいですが、数日に1回程度、中性洗剤でクリーニングすると、いろんな洗剤を使わずとも、簡単に汚れがとれます。
一旦キレイな状態にして、ラクにキレイな状態を保てるようにしましょう。
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