前回はヤバいハウスクリーニングの第一回目としまして、ステンレスに酸性洗剤を塗布して放置すると、ステンレスが黒く変色してしまう恐れがあることと、そうならない対策のご紹介をしました。

 

今回はヤバいハウスクリーニングの第二回目としまして、大理石と酸性洗剤、アルカリ性洗剤について、ご紹介します。

 

大理石もステンレスと同様に、相性のわるい洗剤があります。

 

そして、その洗剤の使い方によっては、大理石を変色、変質させてしまいます。

 

そうなると元には戻りませんので、これをご参考いただければうれしいです。

 

 

大理石と酸性洗剤、アルカリ性洗剤

 

玄関の大理石の汚れを取るために、アルカリ性洗剤を塗布したら、大理石にシミが出来てしまった。

 

キッチンの調理台の大理石の水アカ汚れを取るために、酸性洗剤を塗布したら、大理石にシミが出来て、ツヤもなくなってしまった。

 

そのあとでいくら掃除してもシミが取れない…。

 

こんなくやしいご経験はありませんか?

 

大理石には大きく分けて、天然の大理石と人工の大理石の2種類がありますが、どちらも酸性物質にもアルカリ性物質にも、弱い性質なのです。

 

とくに天然の大理石はその傾向が強いです。

 

実際に大理石に酸性洗剤やアルカリ性洗剤を塗布したあと、拭き取らずに放置するとどうなるかといいますと、変色して、ツヤがなくなってしまいます。

 

変色したあとは、いくら掃除し直しても、もう元には戻りません。

 

やろうと思えば大理石の表面をうすく削ってから、オリジナルの状態に研磨し直す方法がありますが、専門の業者への依頼が必要ですし、当然費用が発生します。

 

あと大理石は洗剤に限らず、酸性やアルカリ性の物質に弱いため、果物や、生ごみの汁でも、同じように変色してしまう場合があります。

 

例えば人工の大理石のキッチンの調理台のうえに、三角コーナーの中の生ごみを、水切りネットのまま置いておくと、生ごみの中に含まれる、酸性の物質に反応して、変色する場合がありますので、注意が必要です。

 

なんか大理石は扱いが非常にむずかしそうですが、では一体どうやって掃除すればよいか?

 

答えは中性洗剤での洗浄でしたら、変色はしません。

 

大理石専用の洗剤も存在しますが、台所用の中性洗剤でも構いません。

 

まずは大理石の表面に、ほこりや砂などが付着していたら、掃除機で吸いとってください。

 

大理石はキズがつきやすいので、砂などがある状態で拭き掃除しましたら、大理石がキズだらけになってしまいます。

 

次に中性洗剤をスプレーで噴霧し、汚れが浮いてきたら、水で絞ったタオルで、中性洗剤と汚れを拭き取ってください。

 

水分が残っているとシミになってしまうので、仕上げに乾いたマイクロファイバークロスで、乾拭きします。

 

以上です。

 

 

いかがでしたか?

 

大理石は見た目がかっこいい材質ですので、オリジナルのキレイな状態を保ちたいですが、掃除のやり方や取り扱いには、注意が必要ですね。

 

使える洗剤は限られてしまいますが、変色等の手遅れな状態にならないために、是非気を付けて掃除していただきたいです。

 

 

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