今年の夏はめちゃくちゃ暑かったので、エアコンが大活躍だったお家も多いと思います。
夜も熱帯夜がつづいていましたので、家にいる間は、エアコンをつけっぱなし、という話しをよく聞きました。
でもそこで気になるのが電気代ですよね。
実際エアコンクリーニングによる、節電効果のご質問をいただく機会が多かったのですが、確かに節電効果はあります。
ただエアコンの節電効果は、他のことでも期待できますので、実行できそうなことをまとめてみました。
フィルターを掃除する
フィルターがホコリや油で目詰まりしていますと、冷却効率が悪くなり、消費電力を無駄づかいしてしまいます。
フィルターのホコリ、油を掃除するだけで、最大で5%の節電効果があるようです。
消費電力の無駄づかいは問題ですが、冷却効率が悪くなって、冷えないというのも問題ですね。
フィルターの汚れの程度を見ながら、定期的な掃除をしましょう。
設定温度を1℃上げる
エアコンの設定温度は、消費電力に大きく影響します。
夏の冷房運転では、1℃設定温度を上げるだけで、約10%も節電効果があるようです。
ただしあくまで健康を優先すべきですので、無理に温度を上げるようなことはせず、できる範囲で適切な温度設定をしましょう。
連続運転を心がける
エアコンは起動時に最も電力を消費します。
夏場ですと、設定温度まで急激に冷やそうと、電力を消費するためです。
そのため、部屋が冷えたらエアコンのスイッチを切って、暑くなったらエアコンのスイッチを入れる、という運転の場合、無駄に電力を消費してしまうことになります。
それよりも、適切な温度設定をしたら、あとはエアコンの温度調節機能にお任せしましょう。
その方が効率的な運転ができて、節電効果もあります。
風量を上げる
エアコンを使っていても暑いと感じたら、設定温度を下げるより、風量を強くした方が、消費動力は少なくてすみます。
体感温度が下がって、涼しく感じますので、風量調節の方が効率がよいといえます。
扇風機の併用もおすすめです。
冷えにくい場所へ、扇風機の風で、冷たい空気を送ることができますし、人に直接風をあてれば、微風でも体感温度を下げることができます。
ただし人に直接風をあてるのは、体調不良につながる恐れがありますので、壁や天井からの跳ね返りを利用した、間接気流をおすすめします。
風向きを水平にする
冷たい空気は部屋の下の方にたまります。
エアコンの風向きは、下向きにした方が冷えると思いがちですが、それだと部屋の下の方しか冷やすことができません。
風向きは下ではなく、水平にすることで、部屋の中をまんべんなく冷やすことができ、無駄な電力消費を防ぐことにつながります。
自動運転機能がついているエアコンで、温度、風量、風向調節までしてくれるエアコンは、最も効率的な運転を、エアコンが勝手にやってくれるので、安心です。
日差しによる発熱をおさえる
窓の位置や大きさ、太陽との位置関係によって変わりますが、直射日光が差し込む部屋の場合、昼間は暑くなりますので、部屋を冷やすのにより多くの電力を消費します。
簡単な方法としては、カーテンをしめるだけで、発熱をおさえることができます。
エアコンのスイッチを入れる前の部屋の温度は、低いほうが消費電力は少なくてすみますので、節電効果が期待できます。
いかがでしたか?
エアコンの節電対策って、たくさんあるんですね。
今年の夏はもう終わりですが、来年の夏のご参考になりましたら、うれしいです。
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